So-net無料ブログ作成
検索選択
2017年08月| 2017年09月 |- ブログトップ

大勢の中の孤独

2月に治療を終えてから、ぼんやりと孤独を感じる様になって、
子供の頃から孤独には慣れているのに、不思議な感じがするんですよね。
苛められっ子だった小学生の時は、大勢の人から突き放された孤独で、
孤独に慣れて独りを寂しいと思わなくなっていた高校生の頃は、
同級生とそこそこ距離を保って付き合い、大勢を傍から眺める孤独で、
今は、大勢の中に居て、距離は離れていないのに混ざり合わず、
自分だけが異質な、大勢の中の孤独。
でも周りの人はそう思っていないし、気付いてもいない。
家族とか、数少ない友人とか、外で擦れ違う見ず知らずの人達とか…

治療している時は、抑鬱の海の底から浮き上がると、光みたいなものを感じたんですが、
今は昼でも夜でもない、乳白色の霧が漂う海辺の丘にぼんやりと立っていて、
物凄く寂しくて、少し悲しい。
巧く言葉に表せないですが、心象は小説「霧笛」(レイ・ブラッドベリ)の世界。
「この灯台をおとずれてくるもの」(創元SF文庫 大西尹明訳)の孤独が、
とてもよく分かる。
「霧笛」では本当に全くの孤独なので、大勢の中の孤独とは違うんですが、
「おとずれてくるもの」の悲しみが琴線に触れます。

孤独を感じないのは、患者会で同じ経験をしている人達と居る時だけ。
大勢の中の孤独とは、なんて辛いんだろうと思う毎日です。


■大西尹明訳 語りかける様な文体で、読み易い。原著に「正確な翻訳ではない」という人も。


■小笠原豊樹訳 硬質でひんやりとした文体で、「霧笛」の孤独をより強く感じます。


■少女漫画の神様・萩尾望都が、創元SF文庫(大西尹明訳)を元に漫画化。とても素晴らしいです。



にほんブログ村 病気ブログ 子宮体がんへ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

子宮がん ブログランキングへ
タグ:孤独 患者会
nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:健康

ブログの名を変えました

ブログの名を変えました。
始めた頃は治療に懸命で、自分に発破を掛けるのにぴったりでしたが、
治療を終え、転移と再発に心安らがない日々には合わない。
穏やかで静かでゆったりした言葉を、と思いました。
治療を終えてから、強い言葉が痛くて、自分のブログを開くのが嫌でした。
暗い気持ちになるので………

「風のほとり」という名は、昔やっていた詩のサイトの名です。
使い回しですが、ふんわりと軽くて、「良いな」と。
時々ゆるゆると吹く風です。
でも、嵐の時もあるかもしれません。

ちなみに、詩は別の名のブログでやっています。
がんを特に意識はしていませんが、良かったら覗いてみて下さい。
色々ある日々


にほんブログ村 病気ブログ 子宮体がんへ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

子宮がん ブログランキングへ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

2017年08月|2017年09月 |- ブログトップ